木の温もりにふれながら、心鎮め刀をにぎり版木に向かう、、、
いつのまにか時を忘れてしまいます。それは禅のようでもあります。
和紙の温もりにふれながら、バレンを握り、刷りに挑むとき、、なんともいえない緊張感と、うまく ぼかし刷り ができたとき、、なんともいえない満足感にしたります。
描くことでは得られない!
彫りや刷りの表現こそ木版画のすばらしさではないでしょうか?
みなさんも、一度は年賀状づくりなどで、木版画づくりを経験されたことがあると思います。 うまくできましたでしょうか? 私の経験では、彫るのはなんとか、、、でもなかなかうまくできませんでした。 そして、木版画づくりの基本、道具や材料の揃え方、彫りや刷りコツ、和紙の湿し具合 など、その技法をマスターするのに四苦八苦した経験があります。
このサイトでは、二つの作品 「アンスリウム」 と 「不二山」 の制作をとおして、木版画の作り方を解説しました。 このサイトが みなさまにとって、暮らしを癒す趣味の入り口だったり、木版画づくりのお手伝いになれば幸いです。 是非、プリントアウトしてご活用ください。
アンスリウム 多色刷り分解法
べた刷り、ごま刷り、つけ合わせぼかし etc
不二山 一版一色刷り
三角刀、丸刀、印刀、平刀 それぞれの使い方 それぞれの刀の味を生かした作品づくり
Copyright(C) 2006 Taira kou All rights reserved